統計検定3級の「中央値」に対して調べて見ました。
最頻値は、最も頻度に出現する値を意味します。世帯人数のように分散変数の場合にはその定義は明確である。
nがそれほど大きくない連続変数である場合には、複数の同じ値を取ることは少ないため、適当な級間隔を用いて作成した度数分布によって、ヒストグラムの高さのが最も高い階級の代表値とすることが多い。しかし、nに食うラベて階級が狭く、ヒストグラムの凸凹が激しい時は、最も度数の大きな階級が複数出現することがある。階級の幅を極端に小さくした場合には、ほとんど階級で度数は0または1となってしまう。階級の幅をある程度広く設定するなど、最頻値には注意が必要である。
例題
下の度数分布表は、ある学校の学校給食の32日分のエネルギー量の階級を変えたものである。この中から最頻度を求めよ。
階級
以上
未満
330
280
~
330
~
380
380
~
430
430
~
480
480
~
530
530
~
580
580
~
630
630
~
680
680
~
730
代表値
305
355
405
455
505
555
605
655
705
度数
相対度数(%)
合計
1
0
5
2
3
7
11
2
1
32
3.1
0.0
15.6
6.3
9.4
21.9
34.4
6.3
3.1
100.0
答
この度数分布表で最も度数の大きい階級は580~630(kcal)であり、この階級の代表値 605(kcal)が最頻値となる。
変数データの分析
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